「マタリキ」とは真冬のニュージーランドの早朝の空に見られる星団のことだそうです。日本では「昴」って聞くと親しみを感じますね。

肉眼で見える星団だということなので、あなたも見つけることができますよ！

MATARIKIの見分け方

詳しく知りたい人はネルソンの街の図書館へ行ってみてください。7月11日あたりまで、MATARIKIを解説するディスプレイモニターと月の写真が飾られています。

Elma Turner Library / MATARIKIのディスプレイコーナー

マオリの人たちはその昔、この星々がはっきり明るく現れるのを豊穣の吉としたそうで、またこのマタリキの時期がマオリの太陽暦での「お正月」になるんだそうですよ。

収穫の喜びとともに先祖に感謝し、食べ物を分かち合い、歌や音楽で人生を謳歌すること、そして新年のお祝いすることがマタリキの行事の意味なんですね。

 

ちなみに実際の月日はその年によって異なるそうです。
今年は7月に入ってからなので、意味は違いますが、日本人からしたら「七夕」を思い出しちゃって参加したくなる行事ですよね！ネルソンで開催されるMATARIKIのイベントを早速チェックしてみましょう！

パフォーマンス

「カパ・ハカ」はマオリの伝統芸能で、直訳は「ラインダンス」となるそうです。歌と呼びかけと踊りを組み合わせたパフォーマンスで、ある程度の人数がグループとなって披露されます。優雅な踊りから戦いに挑むような勇猛なものもあって、構成も様々だということです。

「カパ・ハカ」は特別な時に披露するものであって、普段あちこちで見られるものじゃないので、MATARIKI FESTIVALで見られるのを楽しみにしたいですね！

Wellington出身の注目のシンガーソングライターで英語とマオリ語の両方で曲を作って美しい声で歌い上げる女性のようです。

パフォーマンスが行われるステージはインドアとアウトドアの二カ所あるみたいですよ。見たい演目とスケジュールはコチラでチェックしてみてくださいね！

このイベントの最後には花火が打ち上げられるみたいです！冬の花火っていいですよね！是非見たいという人は、花火開始時間7時を覚えておいてくださいね。花火が終了次第、このイベントも閉場となるようです。

花火が見えるであろうロケーションは以下の通りです。

また、イベント会場周辺にお住いの方でペットを飼っている人は、この時間には家の中に入れてあげるのがいいかもしれません。毎年花火大会の時は、音にビックリして脱走する犬や猫が多いみたいです。怖がらせないように気を付けてあげたいですね。

マタリキはマオリの新年ということですが、実際のカレンダーでは2021年の1年の半分が終わってしまったところです。このマタリキを境に、7月からが新しい年だと思って？あと半年を楽しく充実したものにできるといいですね！