ネルソンは言わずと知れたワインの産地ですよね! ちょっと郊外に出るとぶどう畑が広がり、ワイン好きにとってはまさにヘヴンな土地です!そんなネルソンでユニークなワインを作っているという日本人のワインメーカーがあるそうですが、あなたは「九能ワインズ」をもうご存知ですか?
イタリア、日本、オーストラリア、そしてネルソンでワインをつくっている日本人醸造家、中野雄揮さんのワインブランドです。技術や知識をもって南半球と北半球を行き来し、ワインをつくっている醸造家を「フライングワインメーカー」と呼ぶんだそうですが、彼もそうなんですね!
2015年からワイン醸造をスタートし、亜硫酸無添加にこだわった独自の解釈の醸造法で、それぞれの土地の特性を生かした「自然派ワイン」をリリースしているんだそうですよ。
「自然派ワイン」って日本ではすでにメジャーみたいですが、ネルソンのレストランやバーではあまりお目にかかれないタイプですよね?気になったあなたは今週土曜日に開催される「Kunoh Wines 及び ARDEN」っていうイベントに是非出かけてみてください!
日時:11月14日(土)5pm~
場所:ARDEN and PORTA VIA
214 Hardy Street, Nelson 7010
専門的には色んな定義の仕方があるようですが、簡単に言うと「自然派ワイン」とはぶどうの栽培やワインの醸造をできるだけ自然の力にまかせた方法で行って完成したワインのことだそうです。醸造過程で亜硫酸塩を極力使わないことで、ひとの体にも優しく、飲んでも頭痛がおこらないなんてことも言われているみたいですよ。
見た目:赤ワイン白ワインともに色が薄いものが多く、ノンフィルターのものは濁って見えることがあるみたいです。ワインっぽくないオレンジに寄ったカラーになることもあるとか!
香り:人によっては好ましくないと感じるほどパワフルな香りがすることがあるみたいです。
あじ:ぶどうそのもののうま味と深い味わいが期待できて、「個性的」と表現されるものが多いみたいです。
That’s the line up for Saturday 👏 @kunohwines_by_yukinakano 6 or 3 cup tickets still available or btg on the night.. plus everything on a stick bbq!
Posted by Arden Porta Via on Tuesday, November 10, 2020
「九能ワインズ」のワインは、ワインに詳しい人でも「え?」とサプライズするユニークなぶどうの配合が得意みたいです。なんだかどのボトルにも「ファンキー」なテイストが期待できそうで楽しみですね!
製法:ピノ・グリの一部は果皮と共に醗酵、一部シャルドネは12時間のスキンコンタクト、全体の60%は全房でプレス。オーク樽にて10カ月熟成。ノンフィルター、清澄剤含む添加物は一切不使用。
ナルシッサス [2018] 九能ワインズKunoh Wines Narcissus
品種:Pinot Gris (ピノ・グリ) 40%, Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン) 40%, Chardonnay (シャルドネ) 18%, Gewurztraminer (ゲヴュルツトラミネール),
Riesling (リースリング) 2%
日本では3900円~4200円前後といったあたりで販売されているみたいです。直売はないみたいですが、取扱店がけっこうありました。ネルソンの自然派ワインは日本の方が手に入りやすいんですね!
今回のイベントでお味見して、もし気に入ったら、日本のお友達にすすめてあげるのもいいかもしれませんね!
「自然派ワイン」のファンは世界には多いみたいですが、ニュージーランドでは生産されていてもほとんどが需要の多い海外へ輸出されてしまうそうです。だから地元のマーケットへはなかなか卸されなかったりするんですね。ネルソン生まれの「自然派ワイン」がネルソンで飲めるのなら、これってほんとラッキーなのかもしれませんね!このイベントをお見逃しなく!
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