そんなときは毎年恒例で開催されている「Boulder Bank Walk」っていうイベントに参加すると、砂嘴を歩く体験がめちゃ快適に達成できるみたいですよ!
開催日:3月14日(日)
集合時間:
第1バス出発8.15am~ 第2バス出発9.00am~ 第3バス出発 9.45am~
第1ボート 10.30am~ 第2ボート11am~
集合場所:The Styx Cafeの前、272Wakefield Quay Nelson
予約サイトはコチラ
ネルソンの港の外側に横たわるように続く砂利でできた地形がBoulder Bankです。この地形のおかげで、先住民のマオリがいた時代、初期のヨーロッパからの入植者はネルソンの港を発見しにくかったという話もあるようですね。へーぇ。
Boulder Bankには大小の丸っこい石がゴロゴロと13キロにわたって堆積しているそうです。昔はもっと長くのびていたようですが、1903年以降にネルソンの港を使いやすくするために人工的に切って、船が簡単に出入りできるようにしたみたいですね。
ネルソン市が日本の宮津市と姉妹都市である理由がこのBoulder Bankの地形だそうで、そういえば天橋立と同じように、一見「砂洲」っぽいですね。でも実は「砂嘴(サシ)」って言うほうが正しいみたいですよ。へーぇ。
砂洲:流水によって形成される砂の堆積構造で対岸までつながっている地形のこと。
砂嘴:沿岸流により運ばれた漂砂が静水域で堆積して形成される、嘴(くちばし)形の地形のこと。
このユニークな地形は、ネルソンと言えばのアイコニックな風景にも数えられているくらいなので、ねるそにあん(ネルソンに住む人)ならやっぱり一度は歩いておきたいですね!
個人で行くよりこのイベントに参加すると快適な理由は、Boulder Bankの端っこ(ウォーク開始地点)までバスで連れて行ってくれることと、ゴールであるBoulder Bankの港側の「切れ目」からボートで陸に送ってくれることです!
体力や目的によって、二通りの参加方法があるみたいですよ。値段も違うので、自分に合うほうで予約してくださいね!
集合場所に準備されているバスに乗って、「WALK開始場所」まで移動します。10分ほどでBoulder Bankのはじっこのほうに到着するので、そこからそれぞれに歩き出し、ゴール地点である港側の切れ目からボートに乗って集合場所へ戻るコースです。歩く距離は8キロ以上だそうですよ。
大人 26ドル
こども(14歳以下) 16ドル
灯台から100mほどのポイントまでボートで行って少し散策してまたボートで戻ってくるコースです。
大人 31ドル
こども(14歳以) 19ドル
まず、底の厚い丈夫な靴を履いていくことをおすすめします!タウンスニーカーではなく、クッション性のいいウォーキングシューズがいいですよ。ほぼ石ころの上をずっと歩くので、靴底が薄いと足の裏をめちゃくちゃ痛めてしまうみたいです。気を付けたいですね。
★水筒:水分補給は必須です。給水ポイントは歩くコースの後半にある灯台くらいしかありません。十分な量を持って行ったほうがよさそうですよ。
★スナック:3~4時間のウォークとなるので、けっこうカロリーを消費するみたいです。バナナやビスケット、チョコレートや飴など、何か持って行くと安心ですよ。ちなみに有料ですが、灯台の下ではBBQのソーセージが用意されるみたいです。
★ゴミ袋:基本的にはゴミは持ち帰りになるので、ゴミ袋は持参しましょう。
★タオル:汗、出ます!
9キロは思ったより長かったけど、達成できたのでのちのち誇りに思っている。
ネルソンから見られないBoulder Bankの向こうの海の景色が見えて美しかった。
全部を歩く機会は自分では作れなかったと思うので、参加できてよかった。
灯台の上に登って海とネルソンの街を見晴したら歩いてきた疲れが吹っ飛んだ。
灯台では歴史を解説してくれる人がいていい体験だった。
足を置く石を選んで一歩ずつ進むので、意外と時間がかかった。
帰りのボートは短い距離だったけど、達成感もあって気持ちよかった。
夢に石ころがいっぱいでてきた。
参加された人の感想では、歩ききってみたときの達成感がスゴイみたいですね。なかには「一度経験したらもう二度とノーサンキュー」みたいな声もありましたが、その「一度」の経験ってやっぱり大事ですよね。あなたももしまだBoulder Bankを歩いたことがないのなら、この機会にやっちゃって「経験者」になってみませんか?
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